【プロが解説】約5mの吹き抜けにシーリングファンを設置するときにベストな延長パイプの長さを解説
更新:2022年9月16日 公開:2022年3月6日
こんにちは!ファズーの斉藤舞です。
今日は、かなりマニアックな内容になりますが(笑)1階~2階や3階建ての2階~3階などの5mくらいある吹抜けにシーリングファンを設置した場合の、上の階からの見え方を紹介したいと思います^^
私は普段からメールやライン、お電話でお客様からの問い合わせの対応をしているのですが、吹抜けに設置される場合、こんなご質問を本当によく頂きます。
「延長パイプの長さはどんな基準で選べば良いですか?」
「目の前でファンが回ったら怖くないですか?危険ではないですか?」
確かに、初めてシーリングファンを設置するとなったら見た目だけではなく、長さ選びの基準や安全性も気になるところです。
長い延長パイプで吊り下げる場合、吹抜けのサイズや2階の廊下との位置関係によっては、お子様が触れてしまったり、見た目的に気になってしまう可能性があります。
そこで、今回は延長パイプの効果や、目的ごとの最適な長さなどについて解説します!また、延長パイプの長さ別に事例写真をご紹介しますので、延長パイプの長さ選びの参考にしてみてくださいね!
目次
【目的別】約5mの吹き抜け用シーリングファン・延長パイプの最適な長さとは?
シーリングファンを吹抜けに設置する場合、延長パイプを利用することで、さまざまなメリットが得られます!実は、天井からの高さや、目的別によって最適なパイプの長さが異なるのです。
長めの延長パイプの場合はシーリングファンの効果は上がりますが、天井の高さによっては接触の危険性が高まってしまうことも。
「自宅にシーリングファンを設置したいけど、最適なパイプの長さがわからない」という方のために、設置する目的に合わせた最適なパイプの長さをご紹介します!
イメージが湧きやすいよう、写真を交えて解説いたしますのでパイプ選びのご参考にしてください!
最大限の効果を発揮させたい【150㎝パイプ付き】
「シーリングファンの効果を最大限に高めたい!」という方には、150㎝パイプがおすすめです。
シーリングファンを設置する場合、羽根上部の空間が広ければ広い程、吸い込む空気が増えて攪拌効率が上がります。そのため、可能な限り長い延長パイプで吊り下げて羽根の位置を低くし、設置していただくと良いでしょう。
例えば、150cmパイプで吊り下げた場合、上の階の腰壁やサッシ位置よりも30〜40cmくらい低いところで羽根が回ります。そのため、シーリングファンの攪拌効果をしっかりと得ることができるのです。
※2階天井高が2.4mほど、腰壁の高さが110cm程度を推定
また、写真のように腰壁からのお掃除がラクラク出来そうなのも、おすすめするポイントの1つ。
個人的には下の階でたくさん風も感じられて攪拌効果もしっかり得られるので、150cmはとってもおすすめの長さになります!
見た目も性能も重視したい【60〜90㎝パイプ付き】
吹抜けに設置されるお客様に一番人気なのは、60〜90cmパイプです!!高さ的にもちょうど良く、攪拌効果もしっかりと得られる長さになります。90cmパイプの場合、上の階の床から140cm、女性だと首くらい、男性だと胸位の高さで羽根が回るイメージですね。
こちらは90cmパイプで直径90cmのシーリングファンを設置したときの写真です。
腰壁の少し上で羽根が回るイメージです。ファズーでは約5mの吹き抜けの場合、この90cmのパイプをおすすめすることが多いです。150㎝パイプだと吊り下がっている感じが結構出てしまうので、それがあまり好きではない方にもおすすめです◎
逆に、下記の写真のような60cmパイプにすると少し高い位置で回っている印象になってしまうことも。これはちょうど目線くらいの高さで羽根が回っている感じです。
もちろん、長めのパイプがお好みのお客様や短くてすっきりしたパイプがお好みのお客様もいらっしゃいます。ファズーでは、お部屋の雰囲気や生活環境などに合わせた最適なパイプの長さをご提案させていただいております!
安全性を確保したい【30㎝パイプ付き】
小さいお子様がおられるお客様で、シーリングファンの位置が低いと少し不安だという場合には、30㎝パイプをおすすめしています。
写真のように腰壁からも高い位置になるため、お子様の手に触れる危険性はありません。見た目もすっきりした印象になるので、シンプルさを求めている方にもおすすめですよ!
目的に合う吹き抜け用シーリングファン・延長パイプを付けよう!
どの長さがおすすめですか?と聞かれることが多いのですが、お客様がどういった面を重視しているかによって変わってきます。
せっかくシーリングファンを設置頂くので、攪拌効果の面を重視される場合は150cmや90cmの長めのパイプがおすすめですし、シンプルな見た目が好みの方やお子様がいらっしゃる方などの、安全面を重視される場合は30cmの短めのパイプが適している場合もあるのです。
「なんとなくイメージ出来るけど決められない!!」という方には、ファズーのスタッフがお伺いできるエリア内の工事であれば、現場で工事士と相談して長さを決めるというサービスも行っております。
図面やお写真を頂く事で詳細なご案内をすることも可能なので、気になる方はぜひお問い合わせください!!
このブログが、少しでもお客様のシーリングファン選びの参考になればうれしいです^^
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