地震の時 シーリングファンの落下は大丈夫!? シーリングファンの正しい取付方法について
更新:2022年9月16日 公開:2021年10月8日
こんにちは!ファズーの長谷です♪
昨日は関東を中心とした大きい地震があり、びっくりしましたね・・・💦
本日も交通機関などに大きく影響が出ていましたが、皆様のご自宅は物が落下したりすることはなかったでしょうか??
数日は同じくらいの規模の余震がある可能性が高いとのことですので、皆様お気をつけくださいね!
さて、今週は地震大国日本において特に心配されがちな、シーリングファンの落下の防止について書きたいと思います。
当店にお問い合わせいただくほとんどのお客様が「初めてシーリングファンを購入する」と言う方ばかりです。
そんなお客様からのご相談の中でも特に多いのが、「初めて取付けるので不安です・・・」「シーリングファンって落ちてきませんか!?」というご不安なお声です💦
何事も初めてのことって緊張したり不安になったりしますよね。
でも、ご安心ください!
シーリングファンは、しっかりとした正しい取付方法で取付をすれば、落下する心配はありません!
そんな皆さまの不安を少しでも取り除ければと思い、今週はシーリングファンの落下を防ぐ、正しい取付方法についてご紹介します!!
【天井に補強は必要ないの?】
まず、取付けについてご紹介する前に、お客様よりご質問いただくことが多い天井の補強についてです。
シーリングファンを取り付けるほとんどの配線器具は、天井裏の野縁と呼ばれる下地木材にしっかりと固定されています。
こちらが実際に配線の通っている、天井裏のお写真です!
なかなか普段見ることはないですが、こういった太い木材にしっかりと固定できれば、天井の補強は必要ない場合が多いですし、シーリングファンが落下する心配もありません。
もし天井補強についてご不安な方は、お客様のご自宅の状況などお伺いしてアドバイスしますので、お気軽にお問合せくださいね!
【シーリングファンに取付可能な配線器具について】
シーリングファンを取付る際、最初に確認が必要なのは、取り付ける配線器具の種類についてです。
簡易取付タイプのシーリングファンが取付られる配線器具は下記5つ!
ローゼットタイプと、引掛けシーリングタイプの大きく2つに分類されます。
どの配線器具がついているかによって、「配線器具にシーリングファンを固定」するのか、「天井に直接シーリングファンを固定」するのかが変わってきます!
【配線器具によって違う2つの取付方法】
さて、それでは実際に配線器具に取付ける方法を、配線器具によって2種類ご紹介します。
①配線器具にA・Bのローゼットタイプが取りついている場合
特にマンションなどの賃貸住宅に取りついていることが多いのがA・Bのローゼットタイプです。
こちらの場合は、ローゼットに取付金具を固定するため、天井に穴をあけずに設置することができます。
(1)まずローゼットについているネジを外します。
(2)ネジを外したローゼットに、付属の取付金具(アタッチメント)を被せ、ネジを外した2か所と、両脇についているシルバーの金具部分の2か所の計4か所に、付属ネジを使用して固定します。
(3)アタッチメントがしっかり固定できたら、仮吊りのフックなどを使用して本体を一度アタッチメントに引っ掛け、配線器具をつなぎます。
※メーカーや機種によって仕様は異なります。
(4)ローゼット・アタッチメントに本体をかぶせて固定します。配線器具へのとりつけはこれで完了です!あとは羽根や灯具を取付れば、完成★
上記取付方法を映像でご覧いただきたい方はコチラから★
②配線器具にC・D・Eの引掛けシーリングタイプが取りついている場合
戸建てのご自宅にはこちらのシーリングタイプがついていることが多いです。
この場合は、天井に直接木ネジを使用して取付金具(アタッチメント)を固定する必要があります。天井への取付方法を間違えると落下につながる危険がありますので要注意です!
(1)まず、下地チェッカー 等を使って、天井の野縁の位置を確認します。
野縁とは、天井補強の説明部分に掲載した天井裏の木材のことです!この例では縦方向に野縁があることが確認できました。
(2)配線器具にアタッチメントをかぶせ、野縁があると確認できたところに、先のとがった木ネジ4本を使用して アタッチメントを固定していきます。
ここで野縁のないところに木ネジで固定してしまうと、天井の石膏ボードだけで支える形となってしまい、落下の原因となります!ここが一番の要注意です!!
(3)アタッチメントを野縁に沿ってしっかりと天井に固定できれば、これで安心♪
あとは①のローゼットタイプ同様、本体をアタッチメントに取り付ければOK!羽根や灯具を本体に取付れば完成です。
上記取付方法を映像でご覧いただきたい方はコチラから★
ここまで、シーリングファンの取付方法についてご紹介してきました。
当店でも2500件ほどシーリングファンの取付工事を承ってきましたが、正しいお取付け方法で取付してシーリングファンが落下した、という事例は1度も聞いたことがありませんので、ご安心ください♪
今日の取付方法のポイントを押さえれば、「これなら自分でも取付できそう!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、「日曜大工をなかなかやらない・・・」という方や、「設置したい箇所が高所で届かない!」という方は、当店で設置にお伺いさせていただきますので、お気軽にお問合せくださいね!
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