【専門家が回答】快適!冬場と夏場におすすめのシーリングファン回転方向(風向き)を紹介
更新:2022年9月16日 公開:2012年10月25日
こんにちは。ファズーです。
最近、お客様からの問い合わせで多いのが、シーリングファンの回転方向(風向き)についてです。
シーリングファンの回転方向は、冬場と夏場で快適な風向きが異なります。
しかし、「風向きを変えただけで涼しくなったり暖かくなったりするの?」と思う方も多いようです。
そこで、本記事ではシーリングファンの専門家が「冬場、夏場に適した風向きは?」「暖房と併用した時の効果は?」そんな疑問にお答えします。
目次
シーリングファンの最適な回転方向とは?
ファンが作り出す気流は、下向き送風でも上向き送風でも「空気を撹拌させる」という観点から効果に違いはありません。
シーリングファンを使えば、どちらの風向きで回しても、部屋の空気はある程度均一にする事ができます。
ただ、風(下向き送風)に直接あたると体感温度を下げるので、季節に応じて使い分けることをおすすめいたします。より快適にお過ごしいただくためにも、ぜひ確認してください。
◆時計回りにファンが回っている時、天井(上)に向かって風が送られます。→冬場におすすめです。
◆反時計回りにファンが回っている時、床(下)に向かって風が送られます。→夏場におすすめです。 |
冬場は上向きの風で部屋はポカポカ!乾燥まで防げる!
冬場は上向きに羽根を回転させることで、天井に風を送ります。すると、天井に当たった空気が壁を伝い足元へと優しく流れ込んでいきます。
想像して見てください、快適そうでしょ?
冬場は直接風に当たると寒さを感じてしまうため、上向きの風で室内の空気を撹拌し、室温のムラを軽減して快適にお過ごしください。
暖房と併用した上向きの風で部屋中がポカポカに
暖房をつけながらシーリングファンを使うと、部屋全体がさらに暖かくなります。
ファンの回転力で部屋の空気をかき混ぜることによって、室内の温度が均一になるため、エアコンの効率がアップします。
シーリングファンを一緒に使用すれば、設定温度をいつもより3~5℃程度下げられ、省エネに繋がります。1℃下げるごとに約10%消費電力をカットできるため、電気代削減(節電)も期待できます!
「暖房をつけても足元がスースーする」
「一緒の部屋でも、この場所はとても寒い…」
そんな悩みをお持ちの方には、特にエアコンの効き目を実感いただけることでしょう。設定温度を上げなくても、ポカポカのお部屋で快適に過ごせます!
ちなみに、シーリングファンを毎日8時間使用しても、一か月の電気代はおよそ200円程度!この安さは驚きですね。
ファンの風で乾燥させない
お部屋で過ごすことが多い方にとっては、お部屋の乾燥はとても気になりますよね。シーリングファンの効果で、暖房の温度を下げて使用できれば乾燥を抑えることにつながります。
また、ファンが作る気流は暖房による乾燥も緩和してくれることをご存じでしょうか?ファンで空気を攪拌することで、お部屋の乾燥が軽減できます。
「のどの乾燥」「肌トラブル」「感染症予防」「ドライアイや眼精疲労」などにも効果的という意見もあるのです。
夏場は下向きの風で涼しく快適に過ごせる!
逆に夏場は、ゆったりとした下向きの風を直接人に当て、体感温度を下げるようにします。
人は、風速1.0m/s気流で体感温度が3.3度も下がるという実験結果が出ており、冷房の温度を高めに設定しても快適に過ごせるのです。
また冬同様、「冷房の効率アップ」「電気代削減」「乾燥緩和」などの効果で、夏も快適にお過ごしいただけます。
梅雨の時期には、以下の効果も発揮します。
- 湿気の緩和
- カビや結露の防止
- 部屋干し速乾
- 匂いの拡散
部屋が涼しくなるだけでなく、シーリングファンには多くのメリットがあるのです。
カビや結露の発生を防ぐ
シーリングファンは、カビや結露の防止対策にも活用できます。
カビや結露が発生する原因の多くは「換気不足」です。部屋の隅や風が届かない奥まった場所などは、湿気が溜まりやすいため、カビや結露が発生しやすくなります。
シーリングファンを回すことで部屋全体の空気の流れがよくなり、梅雨や雨で湿気が多い季節でも、カビや結露が発生しにくくなるのです。
梅雨でも安心!洗濯物が均等に乾く
梅雨の時期は、どうしても部屋干しが多くなり、生乾きの匂いが気になる方は多いと思います。シーリングファンを設置すれば、部屋干し特有の匂いも気になりません。
部屋全体へ常にゆったりとした一定の風を送り続けるので、洗濯物付近の湿気を循環できます。
シーリングファンを活用すれば、洗濯物が乾きやすくなり生乾きの匂いも抑えられるのです。
まとめ
だんだんと浸透しつつあるシーリングファンですが、まだまだこの快適な生活を体験できていない人が多いと思います。
一般的な高さの240cmの普通の天井にも取り付け可能な下記のような薄型シーリングファンもぞくぞくと出てきていますので、是非検討してみてはいかがでしょうか?
プロがおすすめする薄型タイプのシーリングファンはこちら
その他わからない事があれば何でもお答えしますので、お気軽にお問合せください。
シーリングファン専門店の店長より
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