シーリングファンの効果で冬の暖房の効率を上げた!実証実験
更新:2022年9月16日 公開:2019年1月30日
こんにちは!ファズーです。
みなさん、シーリングファンの効果を信じていますか?
今日はエアコンを使用時に、シーリングファンをいっしょに付けると室温の変化にどれだけの違いが出るのか、実験した結果をご報告いたします。
この結果を見れば、きっとシーリングファンの効果を確信していただけるはずです。
どうぞお楽しみに!
実験した部屋は、このような木造アパートのお部屋となります。
エアコンは、リビングに設置。窓が少ない分、冷気の影響は受けにくいようです。
今回は、リビングを閉め切ることなく、お部屋全体の気温の変化について調べていきます。また、測定時の環境は下記のとおりです。
時期 | 3月 |
外気温 | 6℃ |
室内気温 | 約18℃ |
暖房 | 24℃自動設定 |
天井の高さ | 約240cm |
■実験前のお部屋の状態
比較的、リビングのほうが暖かいお部屋のようです。天井と床の温度差な1℃。やはり、底冷えが気になります。
さて、どのように室内の温度は変化するのでしょうか?
先ずは、エアコンだけを使用して30分後の温度変化をみてみましょう。
・暖房を付けて30分後
< 暖房のみ30分間稼動させた後の温度分布の状態 >
暖房により、全体的に温度が上がっていますが、足元は大きく変化していません。
エアコンをつけているのに、足元が寒い…と感じるのは、暖かい空気が床まで届いていないからかもしれません。
せっかく24℃にエアコンを使用しているのに、天井しか暖まっていないなんて。愕然とします。
次にシーリングファンライトを併用した場合を見てみましょう。
・ファンと暖房を付けて30分後
< 暖房とシーリングファン(上向きの風)で30分間稼働させた状態 >
全然違いますね!
シーリングファンを回すことで、お部屋全体の温度が20℃以上になったことがお分かりいただけると思います。
ファンの力でお部屋に気流を作れば、温度のムラを軽減することができるのです。
暖房の効率をアップするためにも、シーリングファンは有効です!
シーリングファンを使用すれば、床付近の温度もしっかりと上がっていますね…
次にもっと差がでる1時間後の変化をみていきたいと思います!
・1時間後のそれぞれの変化は…
< 暖房のみ1時間稼動させた状態 >
こちらも足元の温度の上昇率が低いことがわかると思います。
このまま使用を続けても、快適な温度になるまでには時間がかかりそうです。
< 暖房とシーリングファン(上向きの風)で1時間稼動させた状態 >
如何でしょうか?
やはり全然違いますよね。
部屋全体の温まり方が違うのが一目瞭然ですね。そして床の温度差は3.5~4℃の差が開きました!
シーリングファンと暖房を併用することでより、快適な空間作られました。
因みに“暖房+シーリングファン” と“暖房のみ“の床の温度が同じになったのは約8時間後でした。かなり時間がかかるのですね。
■まとめ
今回実験に使った海外製のシーリングファンは風量がかなり大きなもので、しっかりと空気を攪拌してくれます。
残念ですが、市場に出回っている商品の中には風量が弱いものもたくさんあり、今回の実験と同じような結果にならないものもあります。
シーリングファンを選ぶ際は、風量についても気にしてみてください。
大人が暖かいと感じていても、行動範囲が床に近い赤ちゃんや身長の低い子供は寒いと感じているかもしれません。
ご紹介したようにインテリア性も高いシーリングファンですが、お部屋の温度ムラの解消には劇的な効果があります。
シーリングファンを設置してエアコンの設定温度を下げれば節電にもつながります。
この冬、あなたのお部屋でもシーリングファンの導入を検討してみては如何でしょうか?
何かわからないことがあれば、何でもお答えします。
お気軽にお問い合わせください!
最後に風量の大きなシーリングファンをご紹介させて頂きます。
効果を感じやすい大風量のシーリングファン(照明なし) >>
効果を感じやすい大風量のシーリングファンライト >>
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