2分でわかるシーリングファン取り付け時の5つのポイント(設置方法)
取付可能な配線器具
- 天井に穴あけ不要
- 主にマンションに使用されているタイプ
- 天井に木ネジで固定が必要
- 主に戸建てや木造アパートに使用されているタイプ
上記配線器具のどちらかがついていれば取り付け可能です。
AとBは主にマンションに使用されているタイプで、天井に穴をあけることなく取付可能です。
その他のものについては戸建てや木造アパートに使用されている事が多く、天井に木ネジを使用し直接固定する必要があります。賃貸にお住いの場合、天井に傷を付けずに設置する方法もありますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。
- ローゼットへの設置の流れ(30秒程)
- 引掛シーリングへの設置の流れ(30秒程)
天井の配線器具が下記のような場合は、配線器具の見直しや交換を行ってからお取り付けください。
傾斜・勾配の確認
国内メーカー製シーリングファンは、製品毎に異なりますが最大39度(8寸勾配)まで取付可能となります。下図を参考に、ご自宅の天井がどのくらいの傾斜角度かをご確認ください。
傾斜天井対応のシーリングファンには、商品詳細ページ内に下記のようなアイコンがあります。
こちらのアイコンはその商品が何度の傾斜天井まで設置可能かを示しています。
上記は14度までの傾斜天井に対応している例です。水平な通常の天井であれば、全ての商品が設置可能です。
壁や床との距離
風量の減衰や揺れの原因となりますので、羽根の先端から一番近くの壁との距離はある程度空けて設置してください。メーカーや製品によってその規定は異なりますが、平均的に40cm~50cm程度空けることが推奨されています。
安全面や圧迫感を考慮し、羽根と床との距離は少なくとも210cm~220cm以上空けることを推奨しています。
お電話やメールにてお問い合わせ頂ければ、各商品のメーカー推奨値をお伝えいたします。
取付位置(高さ)
240cmくらいの普通天井高の場合
ロフトや傾斜のない戸建のお部屋や一般的な造りのアパートやマンションなどの天井は、主にこちらの高さになります。
この場合、あまり高さ(全高)のある商品ですと圧迫感がでてしまうため、薄型のシーリングファンの設置をおすすめします。
※画像はイメージです。
250cm~270cmくらいまでの少し高い天井の場合
普通の天井より少しだけ高い天井はこちらになります。
最近の戸建てやマンションは少しだけ天井が高く造ってあるものも多くなってきましたので、そのような建物には薄型も良いのですがもう少しボリュームのあるものも選択可能です。
※画像はイメージです。
※写真の商品は海外製のMinka Aireのものです。
商品ページでの販売は行っておりませんので、ご希望の場合はお問い合わせください。
280cm以上の高めの天井の場合
こちらの天井高の場合は、より空気の循環効率を高めるために少しだけでも延長パイプを使用して吊り下がっている商品がおすすめです。
※画像はイメージです。
シーリングファンの効率を最大化する「延長パイプ」
高い天井に延長パイプの無い、直付けのシーリングファンを設置すると良い空気循環がつくれず本来の効果が発揮できない場合がございます。
空気の循環効率を最大化するため、高さを調整する「延長パイプ」を使用して設置頂くのがおすすめです。
吹き抜けや高い天井のお部屋では延長パイプ付きの商品を選択した方が空気の循環効率がアップするのでおすすめです。羽根の位置が天井から60cm以上あると理想的ですが、圧迫感を感じる可能性がある場合は40cmくらいでも問題ございません。
5m程度の天井高で照明の照度を確保するため、150cmの延長パイプを選択するお客様もいらっしゃいますが、150cm以上の延長パイプは設置した後の見た目が予想より長く感じられるので注意が必要です。
※写真は5mの天井に150cmのパイプで設置した例です。
こちらでおすすめしている取付位置や高さは
参考値となります。
建物の構造やお部屋の状況により最適なお取り付け方法は変わりますので、もしご不明点やご相談をご希望の方は、当店までお気軽にお問い合わせください。